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iOS7 で英語の勉強

必要に迫られて英語の勉強をしている。 iPadやiPhoneを使って勉強するいい方法を見つけた。 iOS7には選択部分を辞書表示することができるようになっている。 瞬間日記を英語でつける。英単語が分からなくても日本語単語をそのまま綴って、日記として成立するように思いの丈を綴るのがfirst step。 分からなかった英単語を日本語単語から辞書を引く。 英単語を日記に追記する。 kindle for iPadでTOEIC勉強用本を購入しておりこれを知らない言葉を辞書で引いたりするのが楽しい 英語の表現を勉強するとそのまま日記で記憶の定着に役立つ

書評:大東亜戦争の戦争責任がどこにあったのか未だ日本人は結論を得ていないという、今を生きる我々の宿題が残っていることだ

   「それでも、日本人は「戦争」を選んだ 加藤 陽子 (著)」を読んだ。中国の勉強をしているうちに自国の近代とくに戦争について改めて勉強したいと思ったからだ。 人は選択の時、今起こっていることを 過去の出来事から 演繹し、未来を予想し、今を決断する。そしてそれが歴史になる。しかし過去の知見が偏ると 選択が正しくできなくなるので、歴史を広く深く学ぶ必要がある。 本書は、中々解りにくい近代の日本の戦争の選択を世界の潮流や人々の考えから明らかにして行く。その視点は今をどう生き、歴史に何を学ぶのか、に貫かれており、近代史の重要性と自分の知識の欠落に気がつく。 なぜ、我々日本人は日中戦争を起こしてしまい太平洋戦争に突入したのか、軍の暴走だけでない市民の感情、政治状況を踏まえながら戦争突入の経緯を明らかにする。 読後感は、大東亜戦争の戦争責任がどこにあったのか未だ日本人は結論を得ていないという、今を生きる我々の宿題が残っていることだ。

映画「最高のふたり」は、日々を楽しむことを思い起こさせた。

面白かった。後味のいい映画だ。 首から下が全身麻痺している金持ちフィリップと貧困の底でもがく介護人ドリスの仕組まざる絆の成長が主題である。 全体を貫いているのはドリスのフィリップに対する対等感であり、フィリップのドリスに対する生きる力の信頼感である。ドリスが障がい者と金持ちの行動をブラックジョークでからかい、フィリップも応対し二人とも始終大笑いする。歴史があり名門な家柄ならではの堅苦しい生き方があるフィリップの、そして周りの使用人の心がほぐれていく。 ドリスの複雑な家庭環境や、母との確執、非行にはしる弟が伏線となってドリスもフィリップの親子関係を見たり彼の助言もあり、家族に向き合い関係を再構築して行く。 まあ、そんな話なのだが、気持ちがいいと感じるシーンは、スピードの出る車椅子に乗り換え冷たい風を感じたり、海の際の日の光を受けた塩の匂いだったり、アースウィンド&ファイアーのリズムだったり、体感する場面だった。 頭でっかちにならず、日々の出来事を楽しみ、季節を感じることの素晴らしさを思い起こさせてくれる映画だった。

歴史を学び、明日を決める(まずは中国を理解する必要がある)

アメリカに仕事で1週間行ってきた。何冊かお供した本を読み自分の視界が広がった。それは歴史から本質を学び、明日を決める指針とする大切さだ。 「日本人へ リーダー篇 」(文春新書)  塩野 七生 (著)  「日本人へ 国家と歴史篇」 (文春新書)  塩野 七生 (著)  「2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」」米国国家情報会議 (編集), 谷町 真珠 (翻訳)  「嘘だらけの日中近現代史」 (扶桑社新書)  倉山 満 (著) 簡単なサマリは、次のようになる。 No.1、2は2003年から2010年に文藝春秋に発表された塩野七生氏のエッセイを時系列に纏められたものだ。成田空港の本屋に平積みされた新書の中から手にしたものだ。ずいぶん前にローマ人の物語を全巻読んでいたから知識の下敷きはあった。この本は日本の経済が衰弱し、外交でも存在感の無い中で、今後どう舵取りをして行くべきかをローマ帝国の歴史を紐解きながらその時々の時事問題をとりあげ氏の考えを示している。 No.3の「2030年 世界はこう変わる」では権力・人口・食料・水・エネルギーのメガトレンドと、経済・統治力・紛争・新技術の各要素のゲームチェンジャーを俯瞰し、それらの組み合わせからあり得る2030年の世界をシナリオベースで予測がなされる。 No.4の「嘘だらけの日中近現代史」は中国の歴史を極めて単純化したパターンで説明し、日本人の中国の甘い見方を断罪する。そのパターンとは面白く、 1.新王朝、成立 → 2.功臣の粛清 → 3.対外侵略戦争 → 4.漢字の一斉改変と改竄歴史書の作成 → 5.閨閥、宦官、官僚など皇帝側近の跳梁 → 6.秘密結社の乱立と農民反乱の全国化 → 7.地方軍閥の中央侵入 →8.1へ戻る なのだそうだ。現在の中国共産党もこのパターンに従うとする。 それぞれに通底する姿勢は今を、これからをどうするのかを一人一人が考え行動することにあると著者らは説く。 個人にとっても国家にとっても、最大の関心事は、今をどう生きるのかにつきる。 そのために、将来を予想し、少しでも苦難をさけ、他者(他国)より上がり、影響力を増大させる方向へと進むのか、それを意...

生活習慣の改善でコレステロール値が三割低くなった。

4月から始めた生活改善。三ヶ月経って結果が出た。血液検査の結果は次の通り。カッコ内は前回4月の血液検査の結果も合わせて記す。 総コレステロール186mg/ml(256mg/ml) HDLコレステロール 46mg/ml(56mg/ml) LDLコレステロール 100mg/ml(181mg/ml) 中性脂肪 258mg/ml(127mg/ml) その他、肝機能、血球数は正常。 コレステロールは劇的に低下している。これは薬で下げたのではない。食事をベジタリアン食に変え10km程度のジョギングを週一回し、平日の睡眠も7時間は取るように心がけた、つまり生活習慣を変えたことによる。 結果にはじめは期待していなかった。 コレステロールは生命活動(細胞膜や神経の鞘、免疫系活動)に本質的に大切なものであり、体内で合成される。そのため、食事から摂取するコレステロールの量が減ったとしても、体内で作る能力が高かったり、あるいは回収能力が低くかったりすると、コレステロール値は低くならないらしい。体質によるということ。食事からの寄与分は10~30%と何処かで読んだ気がする。だから、案外コレステロールの値は低くならないのではと予想していた。事実、朝起きる時や夕方会社帰りは肉食の時と同じくらい顔が油でベトベトしていたからだ。結果を聞くと、総コレステロール値は28%も少なくなっていた。ちょっと驚き。 この三ヶ月間、コレステロールやベジタリアン食の医学を勉強してコレステロールは高めがいい(240-280)という意見に賛同するようになっていた。特に浜六郎著の「コレステロールに薬はいらない!」を読むと、スタチン剤の長期服用によるコレステロール低下で、心筋梗塞低減のベネフィットよりむしろ副作用で死亡率が高まると指摘している。副作用とは免疫力低下によるガンや感染症の増加、神経障害やうつの増加、横紋筋融解症になる確率がかなり高まるとのことだ。横道にそれるが、この本は、医師である氏が、多くの公表されてた疫学調査結果を精査し、心筋梗塞を含めた死亡率が最も少なくなるコレステロールの値はどこかを整理し直したところに価値がある。氏は製薬メーカが示す心筋梗塞のリスク低減効果だけを謳ってコレステロール低減剤を処方し、ガンなど他の疾病を増加させるのは医療として間違っていると指摘している。文筆やデータの扱いにトンデモ本とは一線を...

宮古島(東平安名崎のアジサシたち)

東平安名崎にアジサシを見に行った。 大きなうねりが入りサンゴ礁で白く砕け散った波が飛沫となり風に飛ばされ、海の碧と見事なコントラストを作っている。 そんな風の中エリグロアジサシが眼下の崖下を数羽飛翔していた。 初見。熱帯の鳥に宮古を感じる。 激しい風で望遠鏡もぶれて見づらいが、岩影の風の弱い場所を選び地を這うように三脚をセットし直す。今度は1km先にあるパナリ岩礁(写真)を注目する。大きな波が打ち寄せたのだろうか、クロアジサシとマミジロアジサシと思われるアジサシが一斉に飛び立つ。 クロアジサシは尾が楔型で全身黒い。マミジロアジサシは上面が黒いが翼の下面が白い。クロアジサシより一回り小さい。これを判断基準とした。数は8:2ぐらいだろうか。 雨は降っていないが、風で飛ばされてきた海水の飛沫が目に入り、ショボショボして観察しづらいしづらい。 西には雲の下に沈み行く夕陽が現れ、沈むまで眺めてから東平安名崎を後にした。

二回目の宮古島(20133/07)

二回目の宮古島。 鳥と魚とフルーツを楽しもうとやってきた。あるいは、バードウオッチング、シュノーケリング、マクロビオティックね。 来る一週間前に日本の南遥か沖で生まれた小さな台風7号は、願いも虚しく大きく成長しそのまま西進を続け今宮古島に最接近しようとしている。梅雨明けの関東を死者を出すほどの猛暑に包んだ太平洋高気圧の縁を進んだかららしい。 それでも昨日、羽田から、那覇、宮古と順調に飛行機は飛び、南国に無事に着いた。 嵐がくるので魚も果物も市場から無くなると助言があり、先に買い物を済ませる。 マンゴーが最盛期だ。規格品は高いが規格外も売っており値ごろ感あり。楽しみにしていた島バナナがほとんどない。ドラゴンフルーツ、パッションフルーツ、スイカ、メロン、パイナップルなどは島のものがおいてある。どれも旬だ。 カツオの刺身も美味しかった。タタキより美味しい。 風が強いものの夕方、東平安名崎までアジサシを見に行った。強風の中どうしているのだろうと思って。 写真はうねりの入った東平安名崎と、エリグロアジサシが止まる大岩。