スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

NPOバードリサーチ の研究支援募集に採択されました。どうぞご支援ください。

NPOバードリサーチ の研究支援募集に採択されました。どうぞご支援ください。 内容は「鳥の鳴き声のテープ起こしを楽にするWEBアプリ(トリル)の開発」です。有志でボランタリベースで行います。多分ユーザは国内で2桁、世界でも3桁もいないでしょうが、手作業の度合いを下げ効率化することで環境保全と生態調査のお役に立ちたい。 また、鳴き声自動認識のための教師データの収集も兼ねられるアプリなので集まったデータの公開でアルゴリズムの改良に役立てます。 詳しくはリンクをご覧ください。 一口三千円からです。他にも魅力的な調査もあります。この活動全体へのご支援、大歓迎です。 http://www.bird-research.jp/1_event/aid/kifu.html http://www.bird-research.jp/1_event/…/plan/BR-aid2019009.pdf
最近の投稿

ICレコーダの覚書(OLYMPUS LS-7)

最近、タイマー録音機能付きのICレコーダ(ICR)の選択肢の幅が狭まっています。そのため、昔のICRを漁ることになるのですが、今回友人に教えてもらったLS-7を初入手。 使いこなしのための覚書です。 ファイルの作成時間:録音修了時間です。録音開始時間ではないです。この仕様は非常に好ましい。 確認方法:ICR(LS-7)で録音します。REC(pause)→REC(録音開始)→STOPで録音します。それぞれの時刻を秒単位まで記録しておきます。 terminal/OSXで  ls --full-time *   で確認すると時間が出てきます。 マイクは90度のステレオ+センターの3つ内蔵ですが、野鳥録音には次の設定が自然に感じました。 センターマイク=オフ 指向性=オフ ファイル名(8.3):ファイル日付がない。 LS_70039.WAV

マイクロフォンアレーを自作するのだ

鳥の声は聞けば大抵どちらの方向から鳴いたかわかると思う。 でも、わかりにくい鳥もいる。 その代表がトラツグミだ。夜中、沢沿いの森の中で聞いていると本当にどちらから鳴いているのかわからない場所がある。わかる場所もある。こだまのせいなのか、思い込みなのか。強弱がついて聞こえるその声は移動すているのかどうかもわからなくなる。 というわけで方位検知をロボット聴覚技術を応用して測っちゃいましょう作戦を立案中。そのため、フィールドで使えて安価なマイクアレーを見つけられなかったので、自作することにした。 その製作記ではなく、録音機材の話。 ZOOM H6は6チャネル入力なのだけど、標準構成はステレオマイクなので、これを標準プラグを6チャネル入力にするためのヘッドを購入することにした。 注意はファントム電源非対応なので、コンデンサマイクをつなぐなら電源を別に用意しなければならないこと。マイクアレーはWM61互換のマイクカプセルに006Pで給電させる電源箱も自作する予定。 プリンタもついでに買わないとなー。

鳩ヶ湯(越前大野)にて

山鳩が傷を癒したという謂れのある鳩ヶ湯に行って来ました。 大野市街から車でおおよそ30〜40分の白山国立公園にあります。標高560mと携帯電話のGPSソフトは教えてくれます。 そこにアオバトが湧き出る鉱泉水を飲みに来ます。また同じ名前の日帰り入浴もできる旅館(鳩ヶ湯)が1件営業しており、アオバトがどこで観れるか尋ねるとすぐ教えてもらえました。すぐ脇の橋の上から対岸に薄く褐色になった法面が見えます。その辺りで水を飲みに来るとのこと。コンクリを打った法面の上に土の斜面から流れ出た湧き水が溜まっているように見えます。よく見るとWEBカメラも設置していあります(自然保護センターが設置したようです) 打波川は透明で水量も多く、魚を追う人にも人気がありそう。橋で見ているとアオバトが3〜4羽から20+羽の群れで山の間を行き来します。照ヶ崎(大磯)の海外に降り立つアオバトの群れとは違って、すぐに湧き水を飲みに降りるのではなく、一旦湧く場所(ミネラルサイトと呼ぶとすると)の上の木立に入ります。群れが止まるのは広葉樹の樹冠から少し下の葉陰だけでなく、枯れ木の先端だったり、杉の先端だったり見えるところにも止まります。 安全を確認できたと思うのか、アオバトが少数でジグザグに降りていき、ミネラルサイトで嘴をつけて吸飲します。WEBではこのミネラルサイトで数十羽のアオバトが飛来し吸飲する様子もアップされていますが、この日の半日の観察では同時に2、3羽が飲んでいるだけでした。ミネラルサイトを擁する小山と対岸の杉の小山の間をひっきりなしにアオバトが飛んでいきます。このミネラルサイトの小山に入るアオバトの数は多いもののその全部がミネラルサイトに降り立って飲んでいるようには思えませんでした。 目的の一つである湧き水採取のため変色したコンクリの下までいきました。変色した法面全体から水が滴り落ちて水たまりになっていました。そこで50mlぐらい水を採取。口に含んで見るとかなり塩味を感じました。もちろん海水ほど塩辛くはないのですが、塩を水に薄く溶かした感じです。薄めの味噌汁やスポーツ飲料よりも薄い。でも山の中でこの塩味は相当な濃度だと思われます。 アブの攻撃をかわしながら採取した水は成分分析をお願いするつもりです。

飛び地で鳴くウグイス

面白いウグイスの声を聞きました。ひと月前ぐらいから鳴いているとのこと。 ヒーホトチトとか聞こえます。 まあ聞いてみてください。 https://www.xeno-canto.org/419699 2つ目と4つ目の声の後にポポッポポと聞こえる声がありますが、これもこのウグイスちゃんの声です。目視で確認しました。 聞いた場所のお屋敷は鬱蒼としたお庭なのですが、この辺りは大きな森はなく飛び地的な緑です。 会社にも飛び地的な小さな林があり、この5月にウグイスの声を何度か聞いています。このウグイスも少し変な声でした。周辺部の林で鳴くウグイスは変な声? それと、子育てもできているのでしょうか? 里山の広い面積の森の一等地で鳴くウグイスと飛び地で鳴くウグイス、メスに出会う頻度は相当違うでしょう。 オスのウグイスは鳴くばっかで子育てに参加せず、複数のメスに言い寄る一雄多雌の配偶様式ですが、メスも繁殖のたびにパートナーを変えます。 飛び地に来るメスが果たしているのか、森では3月からガンガンオス達の縄張り争いが起きているのみ、それから2ヶ月も遅れて飛地に現れ、鳴き続けるオス。このオスの正体はいかに!? 身近な自然でも謎は尽きません。 こんなことを考えて聞いてました。

HDDでTimeMachinはどう考えればいいんだろう

自動録音を毎晩12時間を毎日続けている。 129kbps~196kbpsで約600MB/ファイルになる。 これを1時間ごとに分割して、それを声紋分析用にWAV形式で保存すると半年で1.4TBにもなることがわかった。 半年のデータは貴重だ。 で、バックアップをどうするのかを考えた。 方法はRAID1で別ファイルにするか、TimeMachineの対象にするのか。ならTimeMachineでいいかと思えるのだ。 というわけで20TBを選ぼうと思う。