本日(2010.02.05)の毎日新聞夕刊(24面)に恐竜の羽の色が解ったとの報道があった。 北京自然博物館などの研究チームが「アンキオルニス」と呼ばれるジュラ紀後期の羽毛恐竜について、電子顕微鏡でメラニン色素を含む細胞を観察してわかったとのこと。鳥類に非常に近い恐竜の祖先で、とさかは赤褐色で、手、足にある風切羽ねは白く、羽先が黒いそうだ。 視覚的コミュニケーションに役立っていた可能性があるという。 写真参考。 考えてみると、鳥の色って、保護色や誘因色だったりして鮮やかなものも多いけど、昼間堂々と暮らしていた恐竜ゆずりだから4色ちゃんと見える。確か人より紫外線側が見えたはずだ。ネズミには見えないおしっこの紫外線の反射をチョウゲンボウは空から見ていると日経サイエンスで読んだ気がする。 と考えると、恐竜ももちろん、色によるコミュニケーションを行っていたはずだ。恐竜の絵が何となく野暮ったく、草食系が茶色一色だったりして、いや、それは保護色の葉緑素の色でしょう、って突っ込みたくなっていた。 それもそうなんだけど、3色しか識別できない人間が4色を識別できる鳥の色コミュニケーションを議論するのはナンセンスかもしれない。もっと豊かな、色彩の世界に生きている鳥たちに追いつくには人も紫外線をあわせて見える可視化装置が要りそうだ。3Dとあわせて使うと相当違ったことがわかるだろうな。
50歳になって人生の意味を見つめ直すことが多くなりました。フルマラソンを完走して得た結論が「自分の人生を楽しくするのは自分」という当たり前のことでした。決意し実践し感じる事、楽しくできるんだと。55歳目前で楽しいばかりでなく、人生を豊かにすることも大切です。勉強し、考え、やってみて、感じる。それぞれのプロセスを大切にしたいと思います。 鳥を見る事を通して自然と人の関わりを考えるのが好きです。 東日本での大地震と原発事故をこの国と市民が克服し,より住みやすい社会と地域を作れるよう願っています。 Ph.D(工学)@woodie3wopper