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5月 11, 2014の投稿を表示しています

夜明けの鳥の囀り(モーニングシャワー)定点観測(2014.05.17)

今朝もいつもの川から少し入ったところに夜明け前から行ってきた。 その簡単なレポートです。ほぼ1時間連続で録音して来た。 天気:晴れ(星空が美しかった)、無風(録音に最適) 日の出 04:37 手製マイクアップを搭載した耳君マイク(バイノーラル風録音) 03:00 起床 03:50 現地入り(まだ夜空) (連続録音開始) 04:02 一番鶏のキビタキが2箇所で鳴出す。弱々しい声。白みだす。 04:07 オオルリが鳴出す 04:08 メジロが鳴き出す キビタキの声が大きくなってくる 04:10 ヒヨドリが鳴き出す 04:13 ウグイスが鳴き出す (今朝はなんだかのんびりした鳴き方) 04:18 薄明かりの中ヒヨドリが飛んでいる 04:19 ガビチョウが遠くで鳴出す 04:28 ヤマガラが鳴く 04:44 オオルリが鳴き止む(37分同じ場所で鳴いていた) 04:47 (連続録音終了) 05:07 アオバトがなく 05:14 アオバトがなく 05:46 ヤブサメが鳴く 05:55 ほぼすべての鳥が鳴き止む 今日の気がついた点: 白みだすと同時にキビタキが鳴出す。初めは弱く、だんだん大きく。 夜明け前後に囀る鳥は動かないか、動きが鈍い キビタキは同時に3箇所で聞こえた。先週はキビタキのブンブン、キュルルを聞いたが、今朝は聞かない。縄張りが確定したか。 オオルリとキビタキは40mも離れていない場所で同時に囀っていた。同じ音域なので互いにうるさいだろうと想像した。 キビタキの囀りをフルコーラスで録音した。20分連続で同じ位置(竹薮の上)で囀っていた。 最初の1分の録音データはこちら。 音の広がりが感じられるでしょうか。

キビタキの聞きなし

定点観察している場所で、キビタキが一箇所に停まって盛んに囀っていました。耳君マイクできれいに録音できたので、ついでに聞きなしをしてみました。 録音日時:2014年05月17日 05:34-05:57 植生:杉林と広葉樹、竹薮の隣接した斜形地 最初の一分の音声はこちら →♪ 。 キビタキの囀り(最初の一分。13この句からなる) 最初の一分の聞き無し: a フュ b イ”ーンチョチョ c ウィリーン、ピュポ d フジィー、ポッポリュリ、フジー、リュリュ、フューポ、イーチュチュ e フュリーン、チュチュウィ f イーン、チョチョチィ g リリーン、ピュポピュポ h ウィリーンチュチュオチュッチュオ、イ”ーンチョ i(=c) ウィリーンピュポ j ウィリーン、ピュプリュピュプリュルピュルリュル k イ”ーチョチョ、チュチュチュウィチュウイ l ウィリーン、ポッピュリリ、ポッピュリリ、ポッピュリリ、ポッピュリリ、ポッピュリリ、ポッピュリリ、ポッピュリリ、 m(=b) イ”ー、チョチョチィ ウィリー(途中で切れている) a〜m は、人の耳に一区切りに感じられた句です。 イ” は濁った イ を表現してみました。時間は掛かる物の意外に簡単にできました。 キビタキも個体毎に歌のレパートリーを持っているのかを調べたくっての聞きなしです。 20分のデータ解析はコンピュータにやらせたいな。基本的な音素を選んでその相関関数を調べればできそうな気がします。 聞きなし音素データは上でいえば、 イーン、チュ、チョ、ウィ、フィジー、リリーン、イ”ー、ポッ、リュ などかな。 ヒヨドリとか遠くで鳴いているキビタキはあらかじめ消しておく処理は必要でしょう。その上で、各音素の波形を時間で移動させながらデータと相関を取る。移動時間は多分0.1秒とかでいいんじゃないかな。そうすると高い相関係数のマトリックスができるので、句を作る音素を並べれば聞きなしに変換できるようになるでしょう。 これを Mathematica で作ればいいのですが、ちょっと時間かかりそうなので、耳で聞き做す方が早いかもしれません。一日自動録音させて自動解析させるならPCにやらせることになるでしょう。 隣接した場所にいるキビタキの声も分析して、比較すると縄張りと囀りの行動の関係がわかるかもし