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4月 11, 2010の投稿を表示しています

小笠原諸島に固有種を訪ねる旅(2) 海の鳥編

鳥編 旅行中、鳥が見られるのは次の2つに分けられる。 洋上の鳥:船上からの観察 島の鳥:父島、母島 なんと言っても小笠原は25時間かけて船でしか行けない。揺れる船ですることは鳥を見ることにつきる。 今回の旅はラッキーなことに野鳥の会東京の一行と同行させていただいた。船上で長時間、それとわかる格好で海を見ているのはバードウオッチャしかいないだろう。お声をおかけすると何人の方は見覚えがある。支部長もおられる。当地にアオバトをご覧になるため毎年いらっしゃる方がおられ、奇縁を感じる。 迷惑がかからない様にたまにお話をさせていただき、鳥のことも教えていただいた。 そして、今回の旅が思い出深いことにできたのは、ドイツから見えたお一人のバードウオッチャ、クラウスさんである。何でもその前の週は極寒の北海道でオジロワシやシマフクロウなどを見てこられ、今度は南国で鳥見+舟で旅する仲間と落ち合うことらしい。この方もそれとわかる出で立ちなのでいつの間にかお友達になった。バードウオッチングはグローバルな趣味だね。クラウスさんは首から72x20の電子式スタビライザ搭載のツァアイスの双眼鏡を掛けていた。この双眼鏡は、揺れる船からでも遠くの鳥をきちんと識別するためのもので、その思い入れを言わずもがな語っている代物である。 私は、海の近くに住むも海の鳥を見分けられないので、クラウスさん教えていただきながら、それでもわからなければ東京支部の方と会話しながら識別点など勉強させていただいた。 船上から見聞きできた鳥(鳥の名前は、クラウスさんに英語名で教えてもらいながら日本語名で東京支部の方と会話するというとても覚えきれず大変でした。なので英名の他、科学名も記します): コアホウドリ(Laysan Albatross, Diomedea immutabilis ) クロアシアホウドリ(Black-footed Albatross, Diomedea nigripes )、出るとすぐわかる。格好良い。大振りのダイナミックソアリングをします。 オオミズナギドリ(Streaked Shearwater, Calonectris leucmelas ) オナガミズナギドリ(Wedge-tailed Shearwater, Puffinus pacificus ) オーストン