東平安名崎にアジサシを見に行った。 大きなうねりが入りサンゴ礁で白く砕け散った波が飛沫となり風に飛ばされ、海の碧と見事なコントラストを作っている。 そんな風の中エリグロアジサシが眼下の崖下を数羽飛翔していた。 初見。熱帯の鳥に宮古を感じる。 激しい風で望遠鏡もぶれて見づらいが、岩影の風の弱い場所を選び地を這うように三脚をセットし直す。今度は1km先にあるパナリ岩礁(写真)を注目する。大きな波が打ち寄せたのだろうか、クロアジサシとマミジロアジサシと思われるアジサシが一斉に飛び立つ。 クロアジサシは尾が楔型で全身黒い。マミジロアジサシは上面が黒いが翼の下面が白い。クロアジサシより一回り小さい。これを判断基準とした。数は8:2ぐらいだろうか。 雨は降っていないが、風で飛ばされてきた海水の飛沫が目に入り、ショボショボして観察しづらいしづらい。 西には雲の下に沈み行く夕陽が現れ、沈むまで眺めてから東平安名崎を後にした。
50歳になって人生の意味を見つめ直すことが多くなりました。フルマラソンを完走して得た結論が「自分の人生を楽しくするのは自分」という当たり前のことでした。決意し実践し感じる事、楽しくできるんだと。55歳目前で楽しいばかりでなく、人生を豊かにすることも大切です。勉強し、考え、やってみて、感じる。それぞれのプロセスを大切にしたいと思います。 鳥を見る事を通して自然と人の関わりを考えるのが好きです。 東日本での大地震と原発事故をこの国と市民が克服し,より住みやすい社会と地域を作れるよう願っています。 Ph.D(工学)@woodie3wopper