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4月 15, 2012の投稿を表示しています

何故耳は上下を区別できるのか

耳は顔の左右に一つづつついている。これで音が左右のどの方向から来るかは時間差や位相差を脳が処理することで特定出来るのは容易に想像出来る。 でも上下はどうであろうか。 オーディオの再生系ではその原音の忠実さを議論することはあっても、上下を区別することも目的にした解説記事を読んだことがない。ヘッドフォンでは音楽は頭の中心から後ろで鳴っている。音質の良し悪しとは別に音像が前にくることはない。 バイノーラル録音という方法がある。人の頭に似せたファントムに耳の位置にマイクを仕込みこれで録音したものだ。これだと、ヘッドホンでも音像がクリアに前にも定位できるという。では上下はどうか。 音響を研究していた部下に聞いたところ、耳の形や、肩の反射が複雑に音のセンサに届いてそれが上下を区別させていると言う。 つまり、耳の形が違うと上下は区別できない可能性が有る。なので自分で自分の耳を作りたい。 gwにちょうせんしようw。

キビタキが来た!、サンショウクイも録音

今年もキビタキが来てくれた。 芽吹きの季節を迎えた里山は2つの小川に挟まれその尾根と谷に多彩な生きものを住まわせる。耳を澄ますと、聞こえてきたのはいつものガビチョウの他に、キビタキ、センダイムシクイ、イワツバメだ。今年も来てくれてありがとう。サンショウクイの声もする。当地の春に見聞きするのは珍しい。 ウグイスは随分と上手になっているが、キビタキ君はそれほどでもない。今から充分間に合うから練習おし。 近くに新幹線と高速が走っているが、この谷は静かだ。人口音がほとんどしない。昨年(2011年)の台風20号の爪痕も多く滑り落ちた崖や、倒木が道にそのままに放置されている。そのため、人も入らない。静かで穏やかな場所だ。 今日もガビチョウが賑やかだが、ムクドリのような地鳴きをしている。早速録音する。今日は三洋のXactiを持ち歩く。今一、使いにくい。 パラボラ集音機の有無と、Xactiの録音モードを3マイクのX-Yモードにするか、6マイクのステレオマイクにするのかを音の好みで決めようと思った。 結論から言うと、パラボラに本体Xactiを取り付け6マイクのステレオモードで録るのが、一番自分には好ましい。狙う音源を集音機で大きく受けられて、周りも適度で自然な音量で録ることができるからだ。これをデフォルトにしたいと思う。しかし、SDカードに16GB追加していたが、安物なので書き込みスヒードが遅く、PCM録音には使い物にならない。なので、MP3 320kbpsで録音した。 今日の野鳥の声: キビタキの初鳴き(遠くでかなりヘタッピに囀る)→ ♪ アオゲラのドラミング→ ♪ サンショウクイと思われるこえ→ ♪ メジロの囀りからグセリ、地鳴きへと変化→ ♪ SoundCloudが無料だったので利用させていただくことにした。 尾根から森と町を超え海が見える。新幹線も走り、イワツバメやトビが飛んで行く。海には漁船も見える。鳥はこういった視線で生きているのかと改めて彼我の常識の差を思う。 足下の小さな虫達は1m四方の生活圏だろうに。

キジと幌打ち、ガビチョウの地鳴き?

鳥たちが動き出した春。囀りに人口音が混じらない場所を探して近所を車で物色。 この当たりは、国道1号線、JR東海道線、小田原厚着道路、東海道新幹線、国道246号線と大動脈が走っている上に、飛行機も引きも切らず飛んで行く。バードソングレコーダーに録ってはいい環境とは言えない。飛行機は5分に一回ぐらいだが諦めるしかない。 北側に畑が広がる場所を見つけて少々歩く。キジの声がした。パラボラで録音してみた。 (1)がその声。きちんと幌打していることがわかる。薮をガサこそ歩いていた。 また、森には珍しいムクドリと思ったらガビチョウだった。それが(2)だが、ガビチョウのソングも入っているがそれでなくジージーと鳴いているのがそれ。2羽でシッポを上げて鳴いているのを双眼鏡で確認したので間違いない。もしかしてこれがガビチョウの地鳴きだろうか。 (1)キジの鳴き声と幌打 (2)ガビチョウのムクドリの地鳴きのまね?、それともこれが地鳴き? 録音はソニーのPCM-D1を40cmのパラボラに直づけして。 それにしても菜の花とブロッコリーの花畑が美しかった。