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10月 20, 2013の投稿を表示しています

改めて考える原発 -F1炉心の基本的な状態も分かっていないのではないか-

汚染水問題で福島原発は厳しい運営を迫られている。 本題の本質であるメルトダウンした炉心は今どうなっているのか、なぜ汚染水が発生するのかネット上を調べてみた。結論から言うと、Wikipediaが簡潔にまとめてあるものの、欲しい情報は分からなかった。 今日(2013.10.20)現在、東電からの炉心状況報告は2011.11.30からアップデートは無い様だ。 動画1 http://www.tepco.co.jp/tepconews/library/movie-01j.html?bcpid=45149870002&bclid=27905668002&bctid=620497675002 資料 http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_111130_07-j.pdf 最近の汚染水の対策ビデオを見て見た。 動画2 http://www.tepco.co.jp/tepconews/library/movie-01j.html?bcpid=45149870002&bclid=27905668002&bctid=620497675002 汚染水が生まれる原因として(動画2の2分25秒ぐらいから説明があるが)、格納容器内への核燃料冷却用注入水(400m^3/day)の回収が一点、建屋内に流入する地下水が同量 (400m^3/day)ありこの回収が二点目としている。 F1では圧力隔壁を突き破った核燃料が炉心の格納容器外へ漏れ出していると言っている。どの程度の量がどこに溜まっているのかは、推定だけでわかっていなさそうだ。 上で紹介した2011.11の東電の動画1では2分ぐらいの所にあるのだが、F1の溶け出した核燃料は格納容器内に留まっていると説明している。 分からないのは、ではどういった理由で地下水が汚染されるのか?これが出てこない。 以上を踏まえて整理し直すと、F1では、地震で原子炉の建物が損壊して地下水が入ってくるようになった、津波による電源喪失で冷却されなくなりメルトダウンした燃料が格納容器の下部に2.7m程度のコンクリート面に落ち最大70cm程度熔かして止まった。今は核物質は冷却されなく安定している。 ここでわからないのは、だとすると格納容器が地下水にさらされているほど壊れているとい