Heritage Park (Farminton hill, MI, USA)
仕事でデトロイト(米国ミシガン州)に行ってきた。バードウォチャーはそんなときも気を抜かずに鳥見に励む。隙を見つけて鳥を見る。もちろん仕事はちゃんとやる。移動の合間に鳥を探す。この時期、8月は季節がら鳥も少ないのだが、仕事なので仕方ない。
今回は、少しだけ隙間を広げて鳥を見てきた。
サマータイムで夜が長いこともあり、仕事が定時に引けてからもまだ日が長い。会社近くのFARMINTON HILLにある Heritage ParkにNatureCenterがあるというのでそこに連れて行ってもらう。これがなかなか大興奮の場所だった。もっと早く教えてよ。
Farminton Hill - Heritage Park (Michigan, USA) パンフレットの裏面 |
Farminton Hill, Heritage Parkは水場もあるちょっとした庭に餌台が置いてあり、クーラーの効いた部屋からそれを見られるのだ。夏にもかかわらず餌台に鳥が群がっている。Black Capped Chikedee(アメリカコガラ)は牛脂を突っついている。Northrn Cardenal(ショウジョウコウカンチョウ)(♂)の真っ赤な姿を間近に見せてくれる。American Goldfinch(オウゴンヒワ)が家族で来ている。Cedar Waxwing(ヒメレンジャク)もチリリと鳴いている。White-Breasted Nuthatch(ムナジロゴジュウカラ)が体を反対に止まっている。Mourning Dove(ナゲキバト)も2羽でいる。Chimney Swift(エントツアマツバメ)が上を飛んでいた。Blue Jay(アオカケス)も餌をついばむ。
その他にも様々な種類の鳥が餌をついばんだり、水浴びしてたりしてアメリの鳥初心者のWoodieにはとても楽しい。興奮の時間。分からない鳥が何なのかをワクワクして眺めるのが楽しいのだ。ここは1〜2時間見るのはとても良い場所だ。惜しいことにカメラが電池切れだったので写真が一枚も無い。
こんな夏でも餌付けをして鳥がくるのがびっくりだ。これぞバックヤードバードウォッチングだ。アメリカの人が自慢するやつね。ハチドリ用のフィーダーもあったがいなかったのは残念。混郡を作っている。Nature Centerを出て裏庭の近くで手持ちで録音してみた。こんな感じの音風景である。音をsoundcloudに置いておく。
カナダPoint Peelee国立公園
運良く週末一日だけ自由時間として過ごせたので、隣町でもあるカナダのPoint Peelee国立公園へ行ってくる。ここは渡りの季節にはもの凄いことになっているらしいけど、いつも来るのは夏。しょうがない。デトロイトからトンネルあるいは橋を渡って行くのだけど、渡り終えるとパスポートコントロール。ガンの持ち込みが相当制限されているみたい。物価なのか税金なのかガソリンを入れている人たちも多い。
米国-カナダの国境のパスポートコントロール |
Farmintonから2時間ぐらいで着いたと思う。カナダに入ると途端に道が良い。道の脇も北海道を思わせるトウモロコシ、大豆(多分)の畑が連なる。大型の風車に高い空。今年はこの地も暑いらしいが車に入ってくる風は気持ちいい。
Essexあたりの風景(カナダ) |
Nature Centerでは土産物屋はあるが食事出来る所は無いので途中サンドイッチを買ってそれを食べる。
Nature Centerの看板(Cardenal) |
ザトウムシの仲間 |
トクサはツクシの仲間だと改めて分かる。このトクサ1m位ある |
シジミチョウの仲間 |
砂場にいたバッタ(羽根を広げると毒々しい色彩が現れた) |
鵜(ミミヒメウ)が群れで飛んで行く |
Point Peeleeの砂州の先端(両側から沿岸流が同方向に流れて出来たんだろう) |
Point Peeleeの先端の砂州から見た陸地 |
エリー湖に突き出している砂州は本当に細長く、先端まで歩いて行く観光客が多い。広い湖で対岸が見えない(部分的に見える)が、波があり貝が落ちておりカモメの羽根が多く落ちている。塩の匂いがしないのがふしぎ。
森の中はヒメレンジャクの声がし、上空をカモメの大群が飛んで行った。一種独特な雰囲気である。
Nature Center前にはお約束のmonarch butterfly(オオカバマダラ)が毒蝶のそれと同じくヒラヒラと飛んでおりました。渡りをするチョウチョウで有名ですよね。
Monarch Butterfly |
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