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いよいよ耳型集音機

WEBで調べるとバイノーラルマイクを自作して録音を楽しんでおられる方が多いようだ。

自分もと先週末、秋葉原まで部材を買いに行った。

最初、自分の耳を型取りしようと考えたが、WEBにアップしてある音源をヘッドフォンで聞いてみると前後の誤認はあるものの上下がきちんと区別できることがわかった。大切なのは耳の形なんだ。耳の形に音が反射・回折して脳と脳までの神経伝達系で上下が分かるのだろう。

というわけで自作バイノーラルを作ってみることにした。


小型マイクに音質で定評のあるパナソニック製コンデンサマイク(WM-61A)。秋月電子(秋葉原)で2個で200円。拡大すると直径6mmのマイクが2個がはいっていた。これを手持ちのヘッドフォンに接続する。
 ワイヤーストリッパで外皮を剥くとこんな感じ。

これをがんばってハンダ付けする。久しくやっていなかったので腕が落ちまくり。目もよく見えないし。


一応パワープラグイン対応の機械で音が信号として出ているかチェック。問題なく出ている。ただし、パソコンの世場に近づけると誘導ノイズを大きく拾う。電子機器の近くではこのケーブルはノイズに弱い。ただ、自然の中では、問題なかろう。

次に耳に装着。ネットで探すとあるもんだ。耳はつぼ(針)の練習用に開発されており、ドイツ製だ。両方で6000円ぐらい。

これにドリル(6mm)とカッターで穴をあけて埋め込む。インパクトドライバに6mmのドリルでゆっくり開けたが相手は人口ゴムなので最初小さな穴しか開けられなかった。でもがんばって開ける。いい感じに仕上がったので、早速埋め込む。



これに電極配線部の保護とヘッドフォン電線が引っ張られても取れない様に強度のため透明樹脂をてんこ盛りにする。今乾かしているところ。
耳の正面から見るとマイクが耳の外耳道入り口に埋まっていることがわかる。


使用印象はSanyoのXacitiの内蔵マイクより感度が高いこと。これは鳥を録音する場合重要だ。マイク入力感度を上げすぎてホワイトノイズに埋もれそうということが多いから。

明日はこれを使って、モーニングコーラスを再度録ってみよう。そして、集音マイクに取り付けてみよう。

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