国際会議で京都に行ってきた。昨日の発表も無事終わり、プログラムを見ると今日の午前中に自由時間が取れることがわかった。
そこで、市内観光。一日バス乗り放題のパスを買って御所まで。
お目当ては、アオバト。越冬するアオバトがここ御所では有名なのだ。烏丸通と今出川通りに面している御所は隣接するバス停は(多分)少なく、京都駅からはA2から乗るバスで京都府立医科大前で降りるのが便利である。一本西に行かないと御所に着かないのだが、そこは観光都市なので、すぐわかる。清和院御門から入り今日は右手に進んだ(google mapには御所の中のストリートビューが無い)。
シーンとした御所を歩くと、イカルやウグイス、アオジ、エナガの声が聞こえる。自然を案内した看板を見ながらしばらく歩くと、果たして、いましたいました、バーダーが。鳥を探すには、鳥を見ている人を捜すのが簡単。バードバスがあり、そこに10本、大砲が並んでいる。大砲とは、大口径の望遠レンズを付けたカメラを指す隠語だが、カメラメーカのキャノンと掛けてしゃれてもいる。
年配の方が多い。こちらはビジネススーツのままで、双眼鏡も持たないので観光客そのもの。「何か出ましたか」とそれなりのバーダーの格好で聞けば、ちゃんと教えてくれるのだが、今回は「鳥ですよ。そこの看板に載ってる様な鳥ね。」との答え。
よく聞けば、キクイタダキやアオバトなんかだという。見てる間にミヤマホオジロがアオジと場所の取り合いをしている。アオジの方が強いのね。カメラの人は望遠鏡を持っていないので、肉眼でしか確認できない。メスだな。
エナガやシジュウカラが警戒の声を出したので見上げると果たしてオオタカが飛んでいた。いつも彼らの感覚の鋭さを感じる。
大磯から来たというと「行きたいな」とのこと。もちろんアオバトを撮りにね。珍鳥談義を暫し楽しんで別れを告げた。
防寒着もなくビジネススーツでの観察なので、体が冷えた。歩いていると焚き火が見える。中立売休憩所のなかの暖炉だ。店の方とお話ししていると、ここのうどんは手打ちで圧力鍋で蒸してから茹でるのでたいそうおいしいという。小腹もすいたので、それジャーというんで、『かけうどん』を頂いた。腰があって出汁もでて確かにおいしかった。
次のスポットは松栄堂。お香屋さんで、ここの堀川というのはちょっとした『和』のお店で流行のお香である。ここで、今日は芳輪室町を買う。杉なのかな、酸っぱ目に香る。香水の代わりにもなるというお香の粉末も教えていただいた。銀座にもあるので今度こちらにも行ってみよう。
ちょっと歩いたのでカフェ(二条cocofu)でお茶を。4人も入れば一杯になってしまう小さな店内でカフェオレを頂いているといい感じの音楽に気がついた。聞くと「高鈴(こうりん)」の「愛している」だって。YouTubeにもあった。さっそくAmazonで買ってしまった。
こんな風に、ちょっと気にいったお店や好きなことで、そこの人たちと話して、ちょっとだけ、人生が豊かになる。そんな充実した感じが京都に訪れる度に感じる。
京都は肌にあう。いつか住みたい街である。
そこで、市内観光。一日バス乗り放題のパスを買って御所まで。
お目当ては、アオバト。越冬するアオバトがここ御所では有名なのだ。烏丸通と今出川通りに面している御所は隣接するバス停は(多分)少なく、京都駅からはA2から乗るバスで京都府立医科大前で降りるのが便利である。一本西に行かないと御所に着かないのだが、そこは観光都市なので、すぐわかる。清和院御門から入り今日は右手に進んだ(google mapには御所の中のストリートビューが無い)。
シーンとした御所を歩くと、イカルやウグイス、アオジ、エナガの声が聞こえる。自然を案内した看板を見ながらしばらく歩くと、果たして、いましたいました、バーダーが。鳥を探すには、鳥を見ている人を捜すのが簡単。バードバスがあり、そこに10本、大砲が並んでいる。大砲とは、大口径の望遠レンズを付けたカメラを指す隠語だが、カメラメーカのキャノンと掛けてしゃれてもいる。
年配の方が多い。こちらはビジネススーツのままで、双眼鏡も持たないので観光客そのもの。「何か出ましたか」とそれなりのバーダーの格好で聞けば、ちゃんと教えてくれるのだが、今回は「鳥ですよ。そこの看板に載ってる様な鳥ね。」との答え。
よく聞けば、キクイタダキやアオバトなんかだという。見てる間にミヤマホオジロがアオジと場所の取り合いをしている。アオジの方が強いのね。カメラの人は望遠鏡を持っていないので、肉眼でしか確認できない。メスだな。
エナガやシジュウカラが警戒の声を出したので見上げると果たしてオオタカが飛んでいた。いつも彼らの感覚の鋭さを感じる。
大磯から来たというと「行きたいな」とのこと。もちろんアオバトを撮りにね。珍鳥談義を暫し楽しんで別れを告げた。
防寒着もなくビジネススーツでの観察なので、体が冷えた。歩いていると焚き火が見える。中立売休憩所のなかの暖炉だ。店の方とお話ししていると、ここのうどんは手打ちで圧力鍋で蒸してから茹でるのでたいそうおいしいという。小腹もすいたので、それジャーというんで、『かけうどん』を頂いた。腰があって出汁もでて確かにおいしかった。
次のスポットは松栄堂。お香屋さんで、ここの堀川というのはちょっとした『和』のお店で流行のお香である。ここで、今日は芳輪室町を買う。杉なのかな、酸っぱ目に香る。香水の代わりにもなるというお香の粉末も教えていただいた。銀座にもあるので今度こちらにも行ってみよう。
ちょっと歩いたのでカフェ(二条cocofu)でお茶を。4人も入れば一杯になってしまう小さな店内でカフェオレを頂いているといい感じの音楽に気がついた。聞くと「高鈴(こうりん)」の「愛している」だって。YouTubeにもあった。さっそくAmazonで買ってしまった。
こんな風に、ちょっと気にいったお店や好きなことで、そこの人たちと話して、ちょっとだけ、人生が豊かになる。そんな充実した感じが京都に訪れる度に感じる。
京都は肌にあう。いつか住みたい街である。
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