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π(パイ)の神秘 を読んで

今日はπの本を読んだ。







図書館で数学の軽めの本を選んで借りてきた本だ。


この本は、円周率πを巡る人類の歴史を解釈/桁数の進展を中心にまとめられた本である。本としては、まとまりがなくさほど魅力は感じなかった。ネットで調べたものを多少の裏付けは取ったもののそれらをまとめたという印象の強い本。


それでも面白かったこと、知らなかったこととして、以下を備忘録的に書き留める。

  • πの記号を普及させたのは最初でないにしろオイラーである。
  • スパコンを使って億の桁の計算で覇を争った日本の金田+田村チームの他方のチームは個人宅に自作したチュドノフスキー兄弟だった。
  • チュドノフスキー兄弟は天才的数学者だが、弟の病気もありソ連を逃げ出した(今読んでいる別の本もここが主題)。
  • πは超越数と呼ばれる、超越数のその意味

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