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MacBook Pro Retina Late 2013 のSSD換装

いよいよ、McBook Proのメモリ容量が無くなってきた。 拡張性も高く、速度も気に入っているMacBook Pro Retina 2013。でもメールの添付ファイルや、重いアプリを入れているので内蔵SSDを圧迫している。音声データや写真は全て外付けHDD(4TB)に入れて持ち歩いている。 iPhoneも7に変えたので、126GBの内蔵メモリを使いこなしていないこともあるし。 そこで眼をつけたのが、今年やっと出た拡張SSDモデル。ヨドバシよりやはりアマゾンの方が安い。この週末、データを入れ替えてみるか。

夏日の日、里山は夏鳥の声にあふれて

今日も近所の里山に鳥の声を聴きに行ってきました。 思いの外面白かったです。ファイルはxenoにアップロードしました。 夜明け前の暗い時間帯は谷戸で鳴き出しを聞きました。 03:50 つくと谷戸ではヒクイナの声がしました。録音しようと思ったら黙っちゃった。ドアの音に驚いたかな。 04:03 キビタキが今朝も一番ドリです。静かに小声でオハヨーって囀り出しています。でもカエルは夜中鳴いているんです。 04:17 ジュウイチがゆっくり鳴きながら飛んで行きます。 http://www.xeno-canto.org/371156 森を流れる川に移動しました。 04:36 ガビチョウが絶好調で囀っています。ポピチョー、ポピチョー、ジュゲムジュゲムお経上げてるみたいです。 その後、オオルリ、キビタキ、ヤブサメ、サンコウチョウ、クロツグミ?が聞こえました。 ・ヤブサメは2カ所で3羽以上いたでしょう。繁殖しているのかもしれません。かなり早口のヤブサメもいます。  面白い事に気が付きました。ソナグラムで見ると、ヤブサメは最高強度の周波数が7.2KHzから8.5KHzまでシシシシと声が上がって行きますが、最初の出だしは林の自分の回り全体から聞こえて、声が高くなるに従って目の前に位置を同定できるようになります。1KHzの差ですが、森は反射の具合が大きく違う様です。冬鳥の地鳴きは位置が特定できにくいのですが、そんな周波数を使っているんでしょう。 http://www.xeno-canto.org/371137 ・サンコウチョウは尾の長いオスと尾の短い雄を見ました。追っかけっこしているのも見ました。今がナワバリ形成かな?  尾の短い雄は崩落面の辺りから広場まで移動していました。尾の長い雄は上流の堰辺りにいました。雄は3タイプあると今日知りました。 http://www.bird-research.jp/1_event/aid/img/BR-aid2013006.pdf   http://www.xeno-canto.org/371139 ・ハシブトガラスが2羽、ア”ーア”ーという甘え鳴きをして嘴を触れ合っていました。恋の季節なのでしょう。 ・アオバト 6:48、6:58に鳴きました...

鳴き声からの識別(How to identify the bird from its sound. )

鳥はその暮らしの中で様々な音を出します。 朗々と鳴く囀り、冬の地鳴き、飛ぶ時の羽音、何かを突っつく時の音、翼を体にぶつけて出す母衣(ほろ)うち、虫を探しているのか枯葉をひっくり返すときにでるカサコソと言う音。その中にあって、自己を主張しコミュニケーションとしての囀りや地鳴きの声は鳥の名前を探り当てる大いなる情報です。 鳥の鳴き声を聞いて、なんて言う鳥が鳴いているんだろう、とバードウォッチングの最中に思う事はしょっちゅうです。ベテランのバードウォッチャーはこの声は○○と教えてくれます。では、聞く相手も居ないとき、バードウォッチングしている仲間の誰も分からないとき、鳥の声からどう鳥の種名を探り当てる事ができるでしょうか。このページではそんな事を考察したいと思います。 参考にするレファレンスCDはこの4冊:蒲谷1996(蒲谷2004)、上田1998、松田2016、植田2014、このページの下にリンクを張りました。この他にも、 バードリサーチ鳴き声図鑑 もあります。 xeno-canto も有名です。 それでは、鳥の鳴き声から種名同定までの幾つかの方法を見て行きましょう。 初級編 方法1)探鳥会で人に聞く 当たり前ですが、知っている人に聞くのが一番手っ取り早いです。 バードウォッチングの初心者は見るモノ聞くモノすべて新鮮で教えてくれる人もたくさんいます。探鳥会に参加してその場所で年中見られる普通種をまず覚える事になります。これが”ものさし”となってこれと同じか違うかが分かれば、聞き分けられる数が多くなってきます。 方法2)さえずりナビを試す。 バードリサーチが”さえずりナビ”をスマートフォン向けに作っています。 家の周りで,ハイキングに行ったとき,鳴いている鳥の種名を知りたくなることがあります.「さえずりナビ」は,場所・季節・声のタイプなどから,その鳴き声の鳥を検索してくれます.姿や形の専門知識が無くても検索ができ,その鳴き声を聞くことができます. あまり使った事無いのですが、twitterではまあまあのコメントが多いです。 中級編 方法3)録音して似ている声をCD/WEBで調べる 録音できれば後で調べる事ができます。ICレコーダも小さく安くなってきました。持っていなくても携帯電話やコンパクトカメラの動画機能でとりあ...

鳥の関連情報

野鳥誌の書評に載っていたこの本「 「幻の鳥」オオトラツグミはキョローンと鳴く (フィールドの生物学) 」、これは読まないといけないでしょう。奄美大島で一度は聞きたいと思っている鳥です。   そして、松田さんの新作「鳴き声から調べる野鳥図鑑」。こちらもGW前にGETだぜ。

カッパの修理 単4電池(エネループ)

ゴアテックスのカッパも時間とともに痛む。 外側ならともかく、内側がボロボロと来た。 そんなら、こん位でいいでしょう。300円ぐらいだし。 買って補修したら報告します。 で、単4電池(eneloop)も時間とともにへたって来た。今度は大容量タイプにしみてみよう。

声紋・ソノグラム・スペクトルグラム

声紋(sonogram, spectrogram)は野鳥の声の分析に不可欠なツールです。横軸に時間、縦軸に周波数を取って、音の強さを色で表示します。 ここで用いられている処理は、音声である波形を周波数の信号に変換する時間−周波数変換(フーリエ変換)です。フーリエ変換するときに幾つかの調整できるパラメータがありそれぞれがどう関係しているのかをまとめてみました。案外、まとめて書かれているものがありません。そのため自分で調べました。厳密に定義しているのではなく備忘録です。初心者向けにコ ーネル大学の作成したCanary/Ravenのマニュアルの付録に鳥の声のスペクトル解析の章 がありこれを参考にしています[1]。 音声データのパラメータ 波形とは時間に対する強度が連続的に変化する信号を表します。音声は波形であり、ICレコーダは連続の波形を離散化(デジタル化)されて記録されます。離散化された信号も波形と呼びまし、今はディジタル信号を意味する事が多いです。 連続な信号をとびとびの信号で表すので失われる情報があります。しかし、必要とする周波数帯域の2倍以上でサンプリングレート(サンプリング周波数)で離散化すれば完全に復元できるとシャノンさんが証明しました。 この関係は、次の表のようになります。 サンプリングレート(SR) 標本点の周期(ΔT) 192KHz 5.2μs 96KHz 10.42μs 48KHz 20.83μs 44.1KHz 22.67μs 音を声紋(スペクトログラム)にするには短い一定期間の波形データを切り出して(スライス)これを周波数変換し並べます。この短時間の周波数変換を短時間フーリエ変換:STFT(Short Time Fourier Transform)と呼びます。問題はこの時間の選び方です。時間と言っても離散化されているのでその切り出す波形の個数です。切り出された波形をフレームと呼んだりチャンクと呼んだりします。ここではフレームと呼びます。1フレームの波形の個数をフレーム長(Flame Length)と呼びます。各アプリではもっとわかりやすい言葉を使っていますが同じ意味です。 Amadeus Pro : FFT Size Audacity : ウィンドウサイズ 鳥の...