知人に、今朝(2016.09.25)の天声人語(朝日新聞)にトコロジストが取り上げられていると教えてもらった。
エコロジストでなく、トコロジスト。意味は「その場所の専門家」。亡き平塚博物館館長だった浜口哲一さんが広めた言葉。
トコロジストの大切さ、とてもストンと腑に落ちますが、なかなかなれるもんじゃない。
鳥の調査で毎年も同じところを歩いても、いつも新しい発見ばかり。そいうえば、前の年に教わっていたなーってことも多い(^_^)。
ヒヨドリの声一つとってもわからないことばかり。
でも、コラムの最後の、「近所の公園をあるいて(トコロジストはなれないが)秋を感じることができた」というのは、とても大切な指摘に思う。
いつもスマホばかり見てたり、考え込んでては、感じもしないもんね。
(感じながら散歩するのは、瞑想(マインドフルネス)するのと同じ効果があるとか(NHKサイエンスアイ))
感じる→なぜ?と言語化→考える→調べる→すこしわかる(トコロジストレベルアップ)→また、感じる
双眼鏡で追っかけるんじゃ無く、(アーあそこでヒヨドリ母さんが子供をしかっているなー、なんて)感じながら歩ける(バードフィーリング)ようになるのか理想です。
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