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30年ぶりにMaker時代を楽しむ

今朝は涼しいが、ここ数週間暑いねー。どのくらい暑いかをArduinoに気温センサ(LM35DZ)をつけて気温ロギングを試している。作るのは宣伝通り簡単。2日でリアルタイムクロックから取得した日時データ付きの気温情報をSDカードに書き込めている。

写真はそれをcsvファイルで取り込んで、gnuplotで書いてみた図。

多分表示が1度低い。校正が必要なのだけどきちんと機能しているみたいだ。図から、初日はクーラを使ったことが読み取れる。姪っ子が来た日だったしね。
で、今日驚いたのはArduinoとMathematicaを連携させることができるんだってこと。あまり、日本語の情報無かったけど九州工業大学で作品が載っており、それを頼りにWolframに照会のビデオ(2012 Mathematica Conference)に到達した。ちょっと感動した。最初の登壇者が中学生風。これも凄い。Mathematicaに出会い、ExcelLink to Mathematica以来の感動だ。
30年前の電子工学を学んだ頃は、数学も回路も手作業で作業性は悪かった。プロトタイピングはとっても難しかった。ベースに低インピーダンスアンプを内蔵させてノイズを減らそうとか(これは失敗した)、電子メトロノームを作ったり、ボコーダ作ったり、その程度。AMTEKだったけなー、イコライザーも作った。トイレに電灯と連動する巨大ファンとかも。
今電子工学を学んでいたら、相当アイディアを試せるんだろうな。
それとも高機能電子機器が生活に溢れすぎていて興味を失っているだろうか。

それにしてもこの時代は楽しい。30年ぶりにMaker時代という今の電子工作を楽しんでいる。

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