スキップしてメイン コンテンツに移動

宮古島、探鳥&シュノーケリング(1):3月の宮古島はイソヒヨドリとセッカの島だった

3月の宮古島はイソヒヨドリとセッカの島だった。

家族で
2013/03/16 羽田−那覇−宮古と飛行機を乗り継ぎついたのは、13:50だった。
宮古空港を出て最初に出迎えてくれた鳥は、イソヒヨドリだった。空港の出口を出た瞬間に鮮やかな声で囀り、出迎えてくれた。関東では長袖のフリースが手放せなかったが、宮古は必要ない。レンタカーに荷物を詰め込んで、ホテル(リゾートビラブリッサ)に向かう。

滞在型ホテル(リゾートビラブリッサ)

宮古島の三月はサトウキビの収穫の真最中。道は大きな荷台に詰め込んだサトウキビを運ぶトラックによくであった。空港から南下するとすぐサトウキビ畑。今度はセッカが飛びながらヒィッヒィッツと鳴いている。ここのセッカの降下する時のジジッという声は関東より濁っているように感ずる。

このイソヒヨドリとセッカは島中いたるところで、日なか、いつでも見聞きできた。



3月の宮古島はイソヒヨドリとセッカの島だ。


3Fの部屋からの景色

初日は午後早くに着いたのでまだまだ遊べる。新城(アラグスク)でシュノーケリングを楽しむ。4:00頃から始めたから日差しも弱いし、風も強いく寒い。引き潮でサンゴ礁はすごく浅くなっていた。3mmのウエットスーツ、ブーツ、手袋を着込んでいざ海へ。曇り空ながら、白い砂浜にドシンと落ちているサンゴ礁。真っ先に目にしたのは、ルリスズメダイ。瑠璃色の小さくきれいな熱帯魚。枝珊瑚から出たり驚いて逃げ込んだり、せわしく動いて楽しい。

新城の珊瑚とチョウチョウウオたち

トゲチョウチョウウオ、ミスジチョウチョウウオやミツボシクロスズメとかがサンゴの回りに居着いている。サンゴとサンゴの間は1〜5m離れていると底生白い魚やアオブダイ(ナンヨウブダイ)がいて、アオブダイがかじるサンゴの音がガッチ、ガッチと聞こえた。アオブダイがサンゴの白い砂を作っているんだ。サンゴの何を食べているんだろう。ポリプだろうか藻だろうか?


沖縄ではイラブチャーと方言で呼ばれる魚はこのナニョウブダイなど10種を郷土料理屋で食べてみたが、味はあっさりとして美味しい。しかし、似た別の種のアオブダイは肝臓に食べたイソギンチャクの毒(パリトキシン)を持っている場合があり有毒だという(wikipediaから)。そのため、沖縄県は県産のイラブチャーはアオブダイが流通していないため安全だと宣言を出していることを知った(琉球新報1997/10/09

また、新城にもアンボイナイガイと思われる有毒な貝が割にいた。12〜13cmぐらいの巻貝で、口内に毒針を持つという。手袋していた軍手やウエットスーツを突き破るというサイトを見つけた。気をつけたい。

コメント

このブログの人気の投稿

瞬間日記のデータをday oneに移動させるのだ

瞬間日記をiPodを購入した2010年から使ってきたが、day oneが人気なので使ってみた。なかなかよかった。コマンドライン(CLI:Command Line Interface)から入力できるし、クラウドで同期できるのもいい。見た目もきれい。安定しているのもいい。 という訳で、瞬間日記からday oneにデータを引っ越しすることにした。 (このページで半角の > と表示されたら半角の”>”記号だと思ってください。HTMLの仕様のインプリバグでしょう。) 特定の日記アプリ間のデータの移動とは人生で一回しかないだろうから汎用性など考えずに間違えないように慎重にすることが大切だ。確かめて確かめて。このページはそんな備忘録である。また、瞬間日記のデータをday oneに移動させたという記事も見つけられなかったので誰かのお役に立てるかもしれない。でも自己責任でね。 瞬間日記は独自フォーマット(.dat3)や標準的な(.sqlite)、(.csv)でもMacにバックアップできる。使い勝手のいいcsvファイルは本文だけで写真情報が欠落している。瞬間日記のデータを引き上げるのは色々試したが、テキストばかりでなく写真も移動させたいの結局メールでバックアップすることにした。瞬間日記側で自分にひと月毎のバックアップをメールする。3年半分。ソチオリンピック開会式を見ながら作業でもれなく終了。 これは瞬間日記が30枚しか1つのメールに写真を貼付できないので、ひと月分だけせっせとメールする。 届いたメールはOSX側のmail.appで開くが、~/Libraryに保存されているelmsでなく、単にテキストファイルでmail.app側の機能を使って出力することにする。 瞬間日記のデータを取り出し、day oneにエントリできるくらいの粒度のファイルにするまでの流れ: iPodの瞬間日記のひと月分に区切ったバックアップデータを自分のメールアドレスに送信する OSXのmail.appで受信したメール全部(件名"MomentDialy"で始まるメールを一つのメールボックスに束ねる。例えばMomentDiaryというメールボックスに全部入れる mail.app上のメールボックスMomentDiary内の全部のメールを選択する。つまり⌘+a。 ...

電解コンデンサの容量抜けを測ってみた

中古オーディオ屋でスーパーウーハーを買ってから7〜8年経つだろうか。 1989年に発売されたONKYOの SL-10 という機種で、現役で商品が店頭に並んでいた時にピアノ曲に深みが増すことにちょっとした感動を覚えて中古屋で見つけた時2万円で即購入したのだ。 スピーカのエッジのクズがエンクロージャのダクトから出てきて開けてみたら見事エッジ全体が下手っていた。これを奇麗にして、ウレタンエッジに交換することにした。写真1、と写真2がそのBefore/Afterだ。 写真1 SL-10のスピーカのエッジを交換してみた (エッジを取り除いた状態) 写真2 SL-10のエッジを交換したスピーカ また、SL-10が勝手に自己発振する様になっていたのでコンデンサの容量が抜けたと想像してこれらを交換することにした。これは電解コンデンサの容量が抜ける事でフィードバック回路の時定数が変わってしまいネガティブフィードバックがポジティブフィードバックに位相が回って知ったのでは予想した。 電解コンデンサを交換したSL-10のコンデンサ 交換した電解コンデンサ達(容量は抜けていなかった)  マルツ電波で発注しておいたオーディオ用のコンデンサを付け替えた。ただ、それだけでは詰まらないので交換したコンデンサを測ってみた。使った測定器は卓上テスタ(GBW 9000A)の付属機能。最大20μFまでしか測れなかったが、結論からすると交換した電解コンデンサの容量抜けは無かった。 測定例 定格(μF)   実測(μF) 10       10.19 10       10.00 4.7       4.78 3.3       3.27 1.0       1.01 0.47       0.46 というわけで直しても自己発振は直らないかも。明日組立ててみよう。

環境音があってこその野鳥の声、Woodieの野鳥録音の仕方

春雨にぬれそぼるの紅葉(越前市花筐公園にて) 街から自動車のエンジン音がなくなる日が来ることを考えていた。 野鳥の録音を趣味にしている人が増えてきているようだ。PCMレコーダが安価になり、また蒲谷鶴彦さんを初め松田道夫さん、上田秀雄さんなど先人の努力の賜物だと思っている。 私も1970年代の中学生時代のラジカセで生録(蝉時雨、虫の音とか)を初体験し、80年代後半に始めたバードウオッチングで、鳥の声から鳥を識別できたらどんなに素敵だろうと識別勉強の目的で1990年代入ってMDにガンマイクを接続し録音を開始した。これは光ディスクに書き込む時のメカ音がかなり大きくてそれが録音されてしまい、それを避けるのに難儀した記憶がある。2000年入ってsony初代のPCMソリッドレコーダPCM-D1を購入したりした。 鳥の声も野鳥の写真と同じで色々な楽しみ方があっていいと思う。まだ私の考えはまとまっていないが、好き嫌いの傾向はわかってきたので備忘録的に書き留めておく。 図鑑型:写真を多用したる野鳥図鑑では一種毎にその主を代表する個体の写真であって、識別ポイントがしっかり写っていることが重要であろう。そのためどのような環境下で撮影されたのかは二の次であり、複数の種が同じ写真に納まっていることはまずない。野鳥大鑑(蒲谷鶴雄)、野鳥の声(上田秀雄)は図鑑そのものだ。鳥の種類毎にその鳥の声しか入っていないようにしてある。川のせせらぎ、他の種の鳥の声など極力排除しようとしているし、そう音声の編集をしていると思う。つまり加工臭がかなりする。 ネイチャーフォト型:図鑑型に対して自然そのものの美と捉えたネイチャーフォトは鳥の生きている環境を重視しているようだ。写真から物語を紡ぎだせそうな秀作も多い。鳥の録音では日本野鳥紀行(蒲谷鶴彦)がそれだろうか。 最初は図鑑型の録り方を手本として、どうすれば一種類だけの鳥の声を録音できるだろうと試行錯誤してきた。その答えがパラボラ集音器やガンマイクだった。それでも、声ならばその狙った種以外にもどうしても他の種の声や、町の音、飛行機の音が入ってしまう。プロはすごいものだ。狙った鳥だけ浮かび上がらせる録音の技術も加工・編集の技術もさすがだと思う。 しかし今は、環境音がしっかり入っていてもそれはそれでいいと思える。電車や自動車の音が近...