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ICレコーダ(ICR-PR605RM)試し録り(4月の野鳥録音)

今日は三洋のICレコーダ(ICR-PR605RM)を持って近所の里山を歩く.

鳥は数が少なく寂しいもののサクラがきれいに咲いている.歩き初めの気温は10℃以下.

アオジはいろんな所でさえずっていたが,ツグミやシロハラはいるものの数は例年に比べて圧倒的に少ない.ルリビタキの地鳴きを聞いた.

今回気がついたICレコーダ(三洋Xacti)使用感について書いておきたい.

まず録音について.

録音レベルは2段階しか選べないが”高”にしてもとても小さい(家に帰ってマニュアルを読むと録音状態にして十字ボタンで30段階に設定できるとある.このインタフェース分からんよ).


遠藤ヶ原でヒバリを狙うが,高く飛んでしまい,声が小さいのもあるがこれまた音が小さすぎる.

3m先にガビチョウが出てきてきれいにさえずる.近くに農家の方々が井戸端会議をしているが,レコーダを鳥に向け,会議場所から90度に向ける.これで指向性マイクの特性で人の声は小さくなるはず.でも思ったほど位置の選択性は高くない.おばさんの声入りまくり.

  1. おばさんとガビチョウの声

今日の結論,

  • ICレコーダ(三洋,Xacti)は入力感度がとても低い.
  • 音を云々できるほどは録っていない
  • Xactiへの入力音圧を上げるためパラボラを使ってみる.
  • タイマー機能が使えるかな.

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