山の鳥編
小笠原の山の鳥は少ない。父島・母島をあわせて見聞きした鳥は次の通り。
今回の固有種を尋ねる旅は思ったより短く2週間程度は行きたい。蝶などの昆虫はあまり見かけなかった。蝉も聞きたい。今度は夏に行こうと思った。
小笠原の山の鳥は少ない。父島・母島をあわせて見聞きした鳥は次の通り。
- メグロ(母島の乳房山大谷側(西側)ルート途中のバードバスでじっくり)
- メジロ(そこら中)
- ウグイス(亜種、ハシナガウグイス)
- イソヒヨドリ(そこら中)
- ヒヨドリ(亜種:オガサワラヒヨドリ、そこら中)
- トラツグミ(宿から毎日聞こえた)
- ツバメ(父島の千尋岩・円縁湾)
- カルガモ(八ツ瀬川の小港海岸近く)
- オナガガモ(母島の乳房ダムにつながる川)
- ダイサギ(母島港上空)
- ムナグロ(父島、二見港脇のグラウンド)
- ノスリ(オガサワラノスリ)
もしかすると
- カラスバト(亜種:アカガシラカラスバト、旭山につながるトレイル)
記憶に残った鳥は、ガイド(マルベリーフィールドガイドの吉井信秋さん)に案内していただいた千尋岩(写真)でのツバメだ。小港海岸から千尋岩までのトレイルで、ガイドをお願いしたのは、現地入りした日に小笠原ツーリストにて相談に乗っていただいて決めた。固有動植物や鳥が詳しい人ということで紹介されたのが吉井さん。もっとも、ブルーガイドには吉井さんは戦跡ガイドとして載っているが。
マダガスカルでも感じたが、探す気にならないと固有の植物には出会えない。普段歩いている森と同じに感じでしまう。ここもそうだった。ガイドの方にこれは外来種、これは固有種と教えていただかないとヤシが多いぐらいの身近な森に感じてしまう。固有種にこだわって歩いてきたがあまり固有種に囲まれているとの感覚は薄かった。それに鳥も少なかったし。多かったのは野生化したヤギ達。そのためもあり、絶壁の千尋岩について、ツバメに出会った時は、「お前道に迷ったか?」次にやっと「お前もここまで飛んできたのかと」船旅の疲れを思いながら何か同士にあった気がしたのだ。そして、千尋岩から見える海は前日の強風で飛んできたという黄砂で海面から上空までガスっており、それもありお互いの苦労を労う感覚に襲われた。
でも本当はメグロが最高。ビデオに撮ってYouTubeにアップしたので是非見てほしい。今回は母島に宿を取っていなかったが滞在中に一回切りの母島行きのフェリーで日帰りしてきた。時間の制約があったが、ここでも母島の港でガイドの方と思われる人を捕まえてどこが見やすいか尋ねだしたのだ(忙しいのにお答えしていただきましてありがとうございました)。
ビデオのバードバスは乳房ダムを見下ろせる山の稜線にでてさらに上り、ガジュマルの大木(写真)を越してさらに登ったところ。ちなみに写真の右側は旅行中友達になったK. Drissner(独)さん。
今回の固有種を尋ねる旅は思ったより短く2週間程度は行きたい。蝶などの昆虫はあまり見かけなかった。蝉も聞きたい。今度は夏に行こうと思った。
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