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クマとCOP10

朝の報道でクマが里に出没し多くが射殺されている. 生物多様性がCOP10で審議中である.ホットスポットの一つである日本で大型野生哺乳動物が理由があると言え射殺されるのは残念である.

COP10は盛り上がっているのか

10回目の締約国会議(COP10)が2010年10月から名古屋で始まる. 生物多様性についてのイベントは目にするが,TVでは盛り上がっているのだろうか. ところで,生物多様性とは一体何なのかがわからない. COP10のホームページの中の「 生物多様性とは 」を読むと, 「生物多様性」とは、あらゆる生物種の多さと、それらによって成り立っている生態系の豊かさやバランスが保たれている状態を言い、さらに、生物が過去から未来へと伝える遺伝子の多様さまでを含めた幅広い概念です。 とある. つまり,種の多さとバランスが保たれている状態だという.種の多少の基準はあるのだろうか,バランスが保たれていない状態と保たれている状態はどう違うのか,何となくは分かるが,正確には言葉にできない.そんな印象を受ける. 今月は生物の多様性について勉強してみよう. まず今月号の日本野鳥の会会報.「多能性は可能性」と題してC.W.ニコルさん(作家)と,香田さん(明治乳業),福原さん(明治乳業),鈴木さん(日本野鳥の会)の対談で,それを読むと,多様性とは何かとの議論ではもう無く,自然とのふれあいが心の豊かさを与えるであるとニコルさんは繰り返す.日本の来た際,「いただきます」、「ごちそうさまでした」、「もったいない」の意味を学んで感動した.我々は生き物しか食べていないので、生き物に感謝し無駄にしないというのはハイテクも利用してエネルギーや食べ物、水の無駄を減らすのが一番のステップだと主張されている. 環境問題はすでに企業の重要な経営課題だと記事も指摘しているが,それだけに例えば多様性のなにかしら価値を向上させたと企業が主張したとき,本当に検証可能なのだろうか.何かしら印象先行で危うさを感ずる.

どうなっている、検察庁

前田検事が逮捕されたとnhkが報道している。 検察という組織が機能していないことを示しているのか。 逆に本当に前田検事個人だけの罪にできるだろうか。 組織で動いてるはずであるから個人の犯罪とは出来ないだろう。 裁判所の司法官僚含めて、行き先をきちんと見て行く必要がある。そして、結果に依っては最高裁判所の裁判官を罷免しなければならない。

変だぞ、報道!、村木元局長無罪と押尾事件

村木さんの無罪が大阪地裁ででた。冤罪だ。検察という権力の無理でずさんな筋書きで被害が生まれてしまった。検察はその手法が断罪された。 これは私たちにいつでも降り掛かる身近な問題だ。冤罪をドウ防ぐのかは近々の国民の課題のはずだ。 それなのにこの日のテレビはドウだろう。押尾のどうでもいい事件の話ばっかりだった(特に民放)。バカなちょっと有名な青年のおかした薬物使用と保身の末の悲劇。だからドウしたというのだ。とても一般市民と関わりのない特殊な事件だ。 報道がおかしい。 例えばweb上の日テレの報道検索では村木さんのこの件の報道は12件しか探せなかった(2/11 6:00現在)。ちなみに”押尾”は19件。 変じゃないか。報道しないから市民の関心が盛り上がらないのか、市民の関心が低いから報道しないのか、どちらが本当なのかしらないが、テレビなりのディレクターはその使命を考えているとはとても思えない。 wikiでみると日テレの報道のディレクターは下の方々。 報道局 松井昌治(『 NEWS ZERO 』) 木下黄太 尾崎浩行(『 真相報道 バンキシャ! 』、『 THE・サンデー 』) 向後淳(『 ACTION 日本を動かすプロジェクト 』) 加宮貴博 下村忠文(『 news every. 』) 加藤就一(『 NNNドキュメント 』、『 アメリカ横断ウルトラクイズ 』、元 RFラジオ日本 編成局次長) 冤罪で捕まったら我々市民はどう自分を守れば良いのか。だれが守ってくれるのか。冤罪を防ぐにはどんな国にすべきなのだろう。この方々はどう思っておられるのだろうか。 佐藤優さんのブログ「 【佐藤優の眼光紙背】村木厚子元厚生労働省局長に対する無罪判決 」を読むと、これは最高裁判所の書いたストーリにそっていることもわかる。そして、これが民主党の総裁選挙につながっていることも。 厚労省・村木元局長に無罪判決~大阪地裁 日テレNEWS24

世界のアオバト

アオバトは世界にはどのくらいの種類がいてそれらはどんな分布をしているのだろう。アオバトを見ていても相対化しないとその特殊性や独自性はなかなかわからないのではないか。 そんなことが気になってきた。 蝶々の世界には偉大なアマチュアの存在がある。例えば、 五十嵐邁 (すぐる)さんは、大成建設の取締、信越半導体の社長を務めるまで実業界で成功されながら、日本蝶類学会の発起人で初代会長である。テングアゲハの調査団を結成し、ヒマラヤ山脈のふもと(インドのダージリン)で探索を行い本を出版するなど蝶の世界に大きな寄与をしている。 藤岡知夫 さんは、レーザが専門の物理を本業とされ、財団法人応用工学研究所の理事長をされている。そして、1992年に五十嵐邁さんらと共に日本蝶類学会を発足させ、2010年現在、日本蝶類学会(フジミドリシジミ)副会長であられる。 このような偉大な方々には及ばないながら、本業で成功させながら昆虫少年だった子供の時代からの”好き”を極められている人々がおられることは勇気づけられる。 アオバトで調べたいこと: 世界に何種類いるのか それらの種はどこで観察されているのか(分布図) なんと呼ばれているのか(科学名、標準和名、英名、現地名) 形態上の特徴 行動習性(鳴く声、動画も) フィールドガイドと日本野鳥の会神奈川が出している「神奈川の鳥」をあわせたようなものを作りたい。このインターネットの世界でどこまで迫れるのかを図版、文字・文章ばかりでなく声や動画も対象にして調べてみよう。それに行かずにできるのはどの程度だろう。

町の鳥(大磯町のアオバト)

神奈川県大磯町にある照ヶ崎の岩礁には繁殖期にアオバトが海水吸飲に来る。そのこともあり、大磯町が今回、今の町の鳥カモメに追加してアオバトを町の鳥にすることを検討しているという。→ 大磯町 。 そこで、住人として次のようなメールでエールを送った。 大磯町政策課御中 広報大磯を拝見し賛成意見を述べさせていただきます。 10年前に当地大磯にアオバトを観察するのを一つの目的に引っ越してきました。 以来ずっと観察しております。 アオバトは照ヶ崎で朝日に照らされて海水を飲む姿は、それはそれは美しいですね。歩道も整備され見やすくなりました。アオバト自身は森の中では保護色であることもあり滅多に見つけることは出来ません。照ヶ崎を別にすれば日本でもこんなに間近に海水シーンを見られる場所は数えられるほどでしょう。ここの大切さは、日本中からのバードウオッチャばかりでなく海外からもバードウオッチャが見えられることから、世界的にも知れ渡るようになりました。 天然記念物の照ヶ崎は光る蛸に姿を変えた千手観音が引き上げられたと伝わるところです。大磯町の鳥にアオバトを選ぶことで、21世紀の大磯町を照らし世の中に知らしめる一つのきっかけになるのではないでしょうか。 住所: 氏名:

疑問こそ好奇心

今月も鳥仲間とフィールドに鳥のカウント調査に行ってきた。 道を歩いて、虫や花、鳥を眺め、写真を撮り、触れていてふと疑問が湧いてくることがある。これをメモに書き留めて後で調べたり、都度思い出したりするともっと豊かに自然の仕組みがわかるのかなと思ったりした。今日の疑問、ヘーな事柄を書き留めておこう。 (1) 昨日は大雨。今日は新しいクモの巣が多いが、雨の日はどこにいるんだろう。もちろん葉とかの裏にいることは想像できるが、その間巣はどうしているんだろう。今日はまっさらの巣が多かった。 (2) よく見たらザトウムシに目が有るゾ。盲目ではなかったか? (3) 猛威を振るうトキワツユクサは外来種だが、根っ子まで抜いてもだめだって。根っ子に閉鎖花があり、そこで種が出来てそいつが繁殖すると、教えてもらった。